第4回 報・連・相を振りかざすダメ上司 - ダメな“システム屋”で終わりますか?:ITpro(情報元のブックマーク数)

報連相ダメ上司のはなし。まぁ、ダメとは言い切れないけど、、、

前回までとは少し趣向を変えて、今回は、ITベンダーやシステムインテグレーターなどに勤務する“システム屋”のうち、上司がダメな場合を取り上げます。

第4回 報・連・相を振りかざすダメ上司 | 日経 xTECH(クロステック)

報連相で相談だけは自分で相談相手を選べる、全ての人に相談という話ではない、確かに。。。。

まぁ相談と言う名前のお城の濠埋めなんてのも相談でやるので、順番は難しいですよねー

社会人になると「ほう・れん・そうが大切」という話を聞かされます。報告・連絡・相談のことです。

報告は上司あるいは責任者に対して行うもので、自分の報告相手は決まっています。報告相手は組織図における自分の上に位置する人であり、外資系企業なら「レポートライン」と呼んで、報告が適切でないと厳しい評価が下されることになります。

連絡はその件の関係者全員に対して行うもので、たとえば明日の会議の場所が変更となったとすれば、連絡すべき相手は会議参加者・関係者の全員となります。漏れなく正確に連絡しなければなりません。

ところが、相談だけは、自分で相手を選べるのです。

転職、結婚、離婚など人生の大きな転機に当たって、誰に相談するかを想像してみてください。人それぞれであって、最も参考となる意見をくれる人、相談しやすい人に相談するはずです。

これは、仕事の相談でも同様です。報告すべき相手、連絡すべき対象は案件によって決まりますが、相談する相手だけは自分で選べるのです。

ところがダメ上司は「相談も自分にすべきだ」と決めつけていて、相談されなかったときに「オレは聞いていない」と怒り出します。

どんな職場にもいるこのタイプの上司ですが、特に“システム屋”の職場には多いようです。その理由はおそらく、視野が狭く勉強不足である“システム屋”にとって経験豊富な上司は絶対的な存在であり、上司に仕えるようにして育ってきた人が多いからでしょう。

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できる上司は相談をされていなくても、器がでかい人間・・・

賢い上司はそんなことは言いません。案件によって誰に相談すべきか、誰の意見を聞くべきかを分かっていて、そのことをアドバイスできるだけの実力と度量を備えているものです。こういう上司は、頼りにされ、必ず事前に相談を受けるものです。「オレは聞いていない」と言わなければならないこと自体、「自分はダメ上司である」と言っているようなものです。

尊敬できる上司、尊敬できる“システム屋”とは、知識や知恵が豊富なだけでなく、人望もある人ではないでしょうか。

部下は上司を選べません。部下の立場からすれば、理想的な上司に恵まれることなどめったにありませんから、大きな問題に直面したとき、上司以外の誰に相談すべきか、誰と誰の意見を聞くべきかは重要な課題です。

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