情報セキュリティ勉強会サテライト交流大計画を計画中。
昨今情報セキュリティに関する勉強会が日本全国で増殖しています。情報セキュリティにかかわる身としてとてもうれしい限りです。
ところで、各地で勉強会を開催している人の声を聞いてみると、「講師をお願いしたいが、交通費自体をお支払いする余裕が無い」、「他の勉強会でやっている勉強会をこちらでも聞きたい!」と言う声をよく聞きます。
そこで、情報セキュリティ勉強会サテライト交流勉強会を企画しています。
サテライトとは?
サテライトとは、Wikipediaによると
英語のsatellite(衛星)の音訳。「本体から離れて存在するもの」の比喩としてよく使われる。
サテライト - Wikipediaサテライト・オフィスやサテライト・キャンパスと言う名前でよくつかわれますが、勉強会でもよく京都サテライト会場、福岡サテライト会場等を聞き、多拠点での勉強会視聴で使われることがあります。
なぜサテライト会場か?
東京なら有名な講師を少額の交通費でお呼びしてお話頂くことができますが、地方での勉強会では講師をお願いする際の交通費を捻出するための人数(40名〜50名)を集めることが難しいという現実があります。そこで、サテライト勉強会です。
様々な拠点で開催されている勉強会をサテライト開催を行い、少額の参加費を積み立てることで講師を誘致することができるようになります。
サテライト勉強会のメリット
上で述べた通り地方の勉強会には交通費捻出等の金銭的問題や、同じ情報セキュリティ勉強会に参加してくれている参加者同士の交流ができたらと思っています。まとめると
1.講師の交通費が出ない(もともと赤字で謝礼まではごめんなさいしています)が積立金を作れる
2.同じネタを別の勉強会でも聞きたいと言う要望がある
3.地方同士の交流が可能
4.情報セキュリティ勉強会という特徴上、情報の扱いに関する決まりやポリシーを守ってもらえる(Ustreamだと公開前提になっちゃいますので)
5.勉強会自体のコミュニティが活発に活動しているように見える(見えるだけ)こう地方勉強会の苦慮を鑑みて、地方勉強会同士、首都圏と地方勉強会を接続する、サテライト勉強会というものを企画します。
サテライト勉強会のデメリット
メリットがあればデメリットもあります。
1.議論が発散する
2.サテライト勉強会らしさを出さないと、サテライト側がつまんない
3.懇親会はサテライトできない
4.本当に参加者が満足してお金を取るようなメリットを見いだせるかもちろん、こういうデメリットもありますが、メリットの方を推進して進みたいと思います。
サテライトの技術的接続方法
技術的な接続方法として、以下3方法が考えられる、ただし双方向的な交流を可能なものとする
1.Playstation3のAVチャットによる接続(最大6拠点)(参考:PS3をポリコムの替わりにして遠隔テレビ会議システムを構築しよう 導入事例 - FutureInsight.info)
必要なもの:PS3とUVC対応Webカメラ(マイク内蔵型)、スピーカー、コンポジット対応プロジェクターかHDMI対応ディスプレイ
2.Skypeによるテレビ電話(最大2拠点:但しSkype ver.5.0から10拠点?)
必要なもの:パソコン、Webカメラ(マイク内蔵型)、スピーカー、プロジェクター
3.Softbank携帯電話による電話会議
必要なもの:Softbank(ホワイトプラン)の携帯+平型コネクタ(改造必須)+スピーカー+マイクこの方法全てを候補として、1.がダメな場合は2.3.として緊急時に対応できればと思います。
勉強会的運営方法
以下にサテライト会場が、本会場と一体化できるか、それが勉強会のサテライトとして大切な内容であると思う
なので、以下交流の場を持ちたいと思っている
1.自己紹介
参加者同士の交流の第1段階、声出し、TwitterIDの交換にもなる
2.グループディスカッション
実施するのであれば、同一テーマでの各地でのディスカッション後発表を行う
3.質疑応答
講師の講演内容やグループディスカッションに関して質疑応答を行う
4.各メディア活用の参加者同士のつながり形成
Twitterや色々を活用することで、参加者同士、スタッフ同士のつながりを形成できる
5.まずは一度試験開催しアンケートで改善
試験開催で参加費に関するアンケートを取得して価格を決定
初回は会場費の頭割で実施するとよいかもしれない。
アンケート項目:お菓子、参加費、サテライトの環境(音、映像等)