効率的なWebサイト運営にはガイドライン策定が重要に:NETMarketing Online(日経ネットマーケティング)(情報元のブックマーク数)

Web歳との価値を高める基盤として、大手企業では、Webサイト運営ガイドライン策定を進めているとのこと。

日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会(東京都中央区)は2010年8月30日、東京・コートヤード・マリオット銀座東武ホテルで「Webサイト価値を高める基盤 〜次世代ガイドライン」と題したイベントを開催した。大手企業では、効率的なWebサイト運営をするために、HTMLのコーディングや使用するテンプレートのルール、対応するブラウザーなどを明記した、Webサイト運営のためのガイドライン策定が進んでいる。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20100831/216051/?ST=nmg_page

味の素もサントリーも結構大き目のガイドラインを作ってるみたいですね。

最初に林氏は、味の素の棗田氏にガイドライン策定の経緯を聞いた。味の素では1996年のWebサイト開設時にガイドラインを策定したものの、「中身はなく。また、準拠しなくても、特に問題はなかった」(棗田氏)と振り返る。当時、Webサイトは社内での関心が低く、意見されることも少なかった。ただ、そうした状況は2003年に変わった。「Webサイトが市民権を得て、社内でも色々な意見が出始めた」(棗田氏)ことで、ルールを設定する必要があると考えたのが策定のきっかけだ。

2009年のガイドライン強化では、「ガイドライン以上にこうしなければいけないと厳しく設定するルールを作った」と言う。そのため、同社ではガイドラインではなく「ルールブック」と呼んでいると説明。そのページ数は100ページ以上に及ぶことを明かした。

次に、サントリーの坂井氏は同社のガイドラインを説明した。同社では、2003年にガイドラインを策定。ただ、1つのガイドラインにHTMLのコーディングルールなども含めたため、膨大なページ数になり、社内の人間には使われにくいという課題があった。そこで2007年に、「Web制作会社向けとマーケティング部門向けに分けてガイドラインを作り直した」(坂井氏)と言う。以前の反省を踏まえて「マーケティング部門向けはなるべく薄くなるようにした」(坂井氏)と説明。制作会社向けは、以前と同様コーディングルールなどを含んだ100ページを超えるもの。一方、マーケティング部門向けは10数ページに抑えた。

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