業界トップエンジニアが代々木に集結、MySQLの可能性を拓く! - IT技術者ラボ / Tech総研×DeNA(情報元のブックマーク数)

Mysql自体に、Spider Storage Enguneで複数のデータベースにあるテーブルを一つに見えるようなストレージエンジンが搭載されているそうだ!!!これ良いなぁ。

Spider Storage Engineは、複数のデータベースサーバーにあるテーブルを束ねて一つのテーブルのように見せるストレージエンジンで、アプリケーションを改修せずに、データベースだけで Database Sharding(データベースの分割)を可能にしているのが特長だ。実質的に斯波健徳氏が一人で開発している。斯波氏はスピーチの冒頭で、クラウド環境で増え続けるサーバーを管理し、トラフィックの増減に対応して伸縮自在のクラウド環境対応RDBを構築できる、そのメリットを強調した。
著名な動画配信や広告配信サービス、大手出版グループのサイトに実装され、パフォーマンスが劇的に改善した例も具体的に紹介された。Spider は他のMySQL関連プロダクトとの提携にも熱心で、すでに MySQL関連のオープンソースプロダクトの一つである、MariaDBにもバンドルされる予定であることが報告された。
DeNAの樋口証氏はGNU/Linuxの利用は1993年からという強者。2005年にはIPA情報処理推進機構)の「未踏スーパークリエータ」の一人に認定されている。DeNAに転職してからはIT基盤部でシステムのパフォーマンス最適化や障害の分析、ミドルウェアの開発などに従事してきた。自身が開発した「handlersocket plugin」を、「MySQLの非SQLインターフェイス」と呼ぶ。このプラグインにはTCP/IPでリクエストを受けて、ストレージエンジンを直接たたいたり、独自プロトコルを話すなどの特長があり、そのことによって、単純な参照クエリで数倍から10倍程度にパフォーマンスが高まるという。

http://www.itengineer-labo.com/technology/201007/0010001/

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