障害の原因切り分けを迅速に、オラクルがJRockit最新版 − @IT(情報元のブックマーク数)

Weblogicに入っているJRockitの最新版を提供開始との事。

WebLogicでのフライトレコーダらしく、エラーをトリガーに情報をファイル出力してくれるそうです。

日本オラクルは7月1日、アプリケーションサーバOracle WebLogic Server」に標準で付属するJava Virtual MachineJVM)の最新版「Oracle JRockit R28」を発表した。ちょうどフライトレコーダーのように情報を記録し、障害解析を支援する「JRockit Flight Recorder」を搭載することが特徴で、7月6日に提供を開始する。
Oracle JRockitJava SE準拠のJVMで、高速性やヒープメモリ管理による安定性などを特徴としている。最新版のR28では、WebLogic Serverも含めた稼働情報を常時監視、記録し、障害や性能劣化が発生した際、迅速な原因の切り分けを支援するJRockit Flight Recorderを追加した。エラーなどをトリガーにして、記録した情報を自動的にファイル出力する機能も備えている。この情報を基に、万一障害が発生した際でも迅速な対応が可能になるため、システムの信頼性をいっそう高めることができるという。

障害の原因切り分けを迅速に、オラクルがJRockit最新版 − @IT

便利そうだ。

これに対しJRockit Flight Recorderで常時監視を行っていれば、問題を再現するまでの待ち時間が不要になる。また、例えばメモリリークが発生した場合ならば、ドリルダウンによって「どのオブジェクトがメモリを消費しているのか」「そのオブジェクトにメモリを割り当てている命令はどれか」という掘り下げた確実な情報を収集できるため、改善作業も容易になる。

障害の原因切り分けを迅速に、オラクルがJRockit最新版 − @IT

screenshot