SAPジャパン、IFRS対応用日本語版スターターキットを提供開始 | 経営 | マイコミジャーナル(情報元のブックマーク数)

SAPがIFRS対応のスタータキットを提供開始との事。基本設定で8割カバーできるとのこと。

今回提供される日本語版スターターキットは、同社のPDCAソリューション「SAP BusinessObjects EPM」を構成する4製品のひとつ「SAP BusinessObjects Financial Consolidation(BOFC)」のオプションツール。IFRS対応は

1. IFRS個別項目(固定資産取引、購買取引、販売取引…)への対応
2. 複数会計基準(IFRS、J-GAAP、US-GAAP…)への対応
3. 連結アプリケーションの対応

の大きく3ステップに分けることができるが、今回のIFRS対応用スターターキットは上記の3にあたるステップを支援するもの。IFRSに準拠した連結ルールや計算、固有の勘定項目などの設定がベストプラクティスとしてあらかじめ組み込まれており、このスターターキットの設定に各社固有の追加設定を加える形でBOFCを導入できるため、導入コストおよび期間を大幅に短縮することが可能となる。SAPジャパン ビジネスユーザー&プラットフォーム事業本部 シニアマネージャー 岩本浩央氏は「スターターキットの事前設定を利用し、ルールベースで設定を行うことで、(BOFC導入に)必要な工数の8割くらいはカバーできる」と説明、大幅な運用負荷の軽減が実現できると語る。

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/06/08/061/index.html

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