あなたの会社にクラウドは本当に必要ですか?(1/4):企業のIT・経営・ビジネスをつなぐ情報サイト EnterpriseZine (EZ)(情報元のブックマーク数)
クラウドは使った分を精算する点では、企業として初期費用がかからないのは良いかもしれないですね。
クラウドに関するユーザー調査結果ではコスト面のメリットがクラウドの価値として挙げられることが多い。たとえばAmazon S3のギガバイトあたり月額15セントという従量制料金は確かに安価に思える。
あなたの会社にクラウドは本当に必要ですか? (1/4):EnterpriseZine(エンタープライズジン)
ピークがはっきりしており、特定の時期(たとえば、年末、新年度開始時)だけにハードウェア・リソースの利用が集中するタイプのアプリケーションにおいては、クラウドの従量制料金は大きなコスト削減効果を提供する。ハードウェアを自社購入した場合と比較して、インフラのコストを100分の1程度に削減できた現実の事例も存在する。
テラバイトで1カ月150ドルは確かに安い・・・ハード故障も考えなくてもよいんだよなぁ。
しかし、ハードウェア・リソースが定常的に使用されるタイプのアプリケーションではどうだろうか。たとえば、1テラバイトのストレージを常に使用する場合、S3の月額料金は約150ドルとなる(これに加えてアクセス料金とデータ転送料金がかかる)。
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1テラバイトのハードディスクドライブの価格が1万円以下であることを考えれば、クラウドはハードウェアを自分で購入する場合と比較しても圧倒的に安価とは言えないことがわかる。
クラウドでアプリが見える化するって意味も含んでると思いますが、
僕としては、↓
クラウドはいりませんが、当社に最適なソリューションは必要です。その手法が仮想化やSaaS、PaaS、IaaSだったりするだけです。
まっちゃだいふく on Twitter: "クラウドはいりませんが、当社に最適なソリューションは必要です。その手法が仮想化やSaaS、PaaS、IaaSだったりするだけです。"
クラウドにすれば必ず安くなるという固定観念にとらわれ、コスト削減だけを目的に導入を選択すると思惑違いとなる可能性がある。当たり前のことだが、まずは、使用するアプリケーションのリソース利用パターンを把握して、ライフサイクルで見たトータル・コストを概算した上でオンプレミスと比較する必要がある。
あなたの会社にクラウドは本当に必要ですか? (1/4):EnterpriseZine(エンタープライズジン)
ハード追加に重い腰を上げられない日本企業では、クラウドって面白いかもね。。。
あなたの会社にクラウドは本当に必要ですか? (4/4):EnterpriseZine(エンタープライズジン)拡張性
コスト面におけるクラウドとオンプレミスとの比較については既に触れた。他のクラウドのメリットについてはどうだろうか。ハードウェア・リソースの柔軟な拡張というメリットについてみてみよう。 社外のクラウドを使わなくても、企業内に設置したサーバ上で仮想化テクノロジーを活用して、リソースをプールしておくことでリソースの追加・削減の要求に迅速に応えることができる。いわゆるプロビジョニングと呼ばれる機能である。
アプリの立ち上げってのは確かに、でも、「アプリ作成側が分散対応しないと意味ないよ」って誰か早く声を上げないと!
あなたの会社にクラウドは本当に必要ですか? (4/4):EnterpriseZine(エンタープライズジン)俊敏性
迅速なアプリケーションの立ち上げというメリットについてはどうか? 既に社内にプロビジョニングの仕組みが整っていれば、クラウドと同様にインフラの迅速な準備を行なうことができる。なお、これは結局インターナル・クラウド(名称はともあれ)を構築することに等しい。
トラフィックによって課金って、後で響くらしいので要注意
あなたの会社にクラウドは本当に必要ですか? (4/4):EnterpriseZine(エンタープライズジン)資産効率性
資産効率性というメリットについても、キャパシティ・オンデマンドなどの従量制料金など、ファイナンシング面での代替手段はある。キャパシティ・オンデマンドとは事前に最大構成のサーバ機を納入して、一部のプロセッサだけをオンラインで使用しておき、必要に応じてオンラインにするプロセッサを増やす、そして、増やした分だけ料金が発生するという料金体系だ。メインフレームやハイエンドのUnixサーバで利用されることが多い。
セキュリティは・・・まだまだだろうな。
あなたの会社にクラウドは本当に必要ですか? (4/4):EnterpriseZine(エンタープライズジン)セキュリティ・災害対策・グリーンIT
さらに、(議論の余地はあるが)セキュリティ、災害対策、グリーンITなど、クラウドが社外データセンターで稼働するがゆえのメリットもクラウド・サービスでなければ享受できないというわけではない。従来型のホスティングやハウジングなどのデータセンター・アウトソーシング・サービスを採用すればよいだけの話だ。