Citrix Synergy 2010 Report:クライアント・ハイパーバイザーはPCセキュリティの次なる一手 - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)

Xen Desktopはオンラインなシンクライアントのための仕組み、XenClientはオフライン環境で使える仮想デスクトップ?サーバ配信型デスクトップ?

Citrixは近年、デスクトップの仮想化の推進しており、デスクトップ仮想化製品として「XenDesktop」を提供している。XenDesktopは、サーバ上に構築されたデスクトップPC環境(仮想デスクトップ)をPCやスマートフォンなどのデバイスからネットワーク経由で利用する仕組みだ。このため、XenDesktopはオフライン環境では利用できない。同社はこれを補完する目的でXenClientを開発した。

クライアント・ハイパーバイザーはPCセキュリティの次なる一手 - ITmedia エンタープライズ

ユーザが仮想デスクトップを作ってサーバと同期させる、バックアップもされるってことか。

XenClientを利用することにより、ユーザーは業務用途やプライベート用途などさまざまな目的に応じた仮想デスクトップをPC上に構築できる。Citrixは、通信用ソフトウェア「Receiver for XenClient」とサーバ向け同期化ソフトウェア「Synchronizer for XenClient」も併せて提供する。これらの製品を組み合わせることで、ユーザーはPC上の仮想デスクトップ環境をサーバへリアルタイムにバックアップできる。サーバからPCへ仮想デスクトップ環境をリカバリできるようにもなる。

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シンクロナイザーでシンクロシナイザーって言ってやれば、仮想PC環境を削除とかもできちゃう。

XenClientとSynchronizer、Receiverを利用したセキュリティの運用イメージとして、企業の管理者がサーバ上で仮想デスクトップにセキュリティアップデートを適用したり、特定のアプリケーションやデバイスの利用を制限するというポリシーを付与したりして、従業員のPCのXenClientへ仮想デスクトップを配信できる。
万が一従業員がPCを紛失した場合は、PCの仮想デスクトップとサーバ上の仮想デスクトップとの間で同期されないと自動的にPCの仮想デスクトップを消去することもできるという。PCの仮想デスクトップを暗号化してデータを保護することも計画している。

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