MDACの脆弱性(MS06-014)が未だ悪用される理由 〜 Crimepack 開発者とのメールから 〜 - 思い立ったら書く日記(情報元のブックマーク数)

ほへぇー、そんな理由も一つあるんだ!

内容を意訳すると、こんな感じでしょうか。「MDAC の脆弱性を悪用するコードは私たちの exploit system に含まれている。確かにこの脆弱性は過去のものだ。だが、オフショア諸国*3(大体はアジア圏)を対象とした場合、他の exploit コードに比べて MDAC の脆弱性を悪用するコードを使った攻撃はとても成功しやすいんだ。以下の統計は、Crimepack 2.8.1 におけるインドからのアクセス件数だ」Crimepack を使ったことがないので、回答で得られたアクセス件数が何を指すか分かりませんが、MDAC の脆弱性に関するアクセス件数(628)が飛びぬけて多いです。
この回答を信用すると、「オフショア諸国で使われているパソコンには、MDAC の脆弱性が未だに有効」だから、MDAC の脆弱性が悪用されているようです。ただし、この回答を裏付ける、オフショア諸国の OS 普及状況や脆弱性対策(パッチの適用)の実情を僕は知りません。なので、裏づけに乏しい情報になりますね、残念ながら。

MDACの脆弱性(MS06-014)が未だ悪用される理由 〜 Crimepack 開発者とのメールから 〜 - 思い立ったら書く日記

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