ぷららがスパム対策強化、動的IPアドレスからのメールに再送要求 -INTERNET Watch(情報元のブックマーク数)

ぷららが動的IPからのグレイリスティングを実装。

NTTぷららは19日、ISPサービス「ぷらら」の迷惑メール対策として、ぷららの受信メールサーバーに送られてきたメールが、動的IPアドレスや過去にスパムメールとして利用されたIPアドレスであった場合、受信前に再送要求を発信する仕組みを導入した。
迷惑メールの特徴の1つとして、送信者が送信メールサーバーの固定のIPアドレスではなく、各ISPサービスが割り当てる動的IPアドレスを使用し、メールサーバーを経由せずに直接送信するケースが多く見られる。
今回の迷惑メール対策では、再送要求を受けた送信メールサーバーが適正に管理されている場合は再送信を行う一方、適正に管理されていない場合は再送信を行わないという迷惑メールの特性を利用したという。

ぷららがスパム対策強化、動的IPアドレスからのメールに再送要求 -INTERNET Watch Watch

ホワイトリスト管理もするそうですね。

1.内容
迷惑メールの特徴のひとつとして、送信者が送信メールサーバの固定のIPアドレスではなく、各インターネット接続サービス(ISP)が割り当てる動的IPアドレスを使用し、メールサーバを経由せずに直接送信するケースが多くあります。
そこで、当社では、「ぷらら」の受信メールサーバに送られてきたメールが、動的IPアドレスや過去にスパムメールとして利用されたIPアドレスであった場合、受信前に再送要求を発信します。
再送要求を受けた送信メールサーバが適正に管理されている場合は再送信を行う一方、適正に管理されていない場合は再送信を行いません。このような迷惑メールの特性を利用し一部規制を行い、当社で受信している全ての迷惑メールの削減を図ります。

http://www.nttplala.com/news_releases/2010/4/20100419.html

d:id:stealthinu:detailさんが反応してくれていますが、総務省も変わったんでしょうね。

これからは、Starpitがいけるってことか。

実は4年くらい前、Starpitやるときに、フィルタ可否を総務省に問い合わせたことがあって、その時にはtarpitはいいけどgreylistは一時「拒否」だからダメ、という回答でした。
だから、以降greylistは使わない方向でいろいろと考えていたのだけど、まあ今後は状況に合わせてgreylist使っても良いのかな、という感じです。
念のためですが、このダメというのは、ISPWebメールサービス提供者のような通信事業者の場合で、企業や大学等のメールサーバでは、自社のポリシーでいろいろフィルタして大丈夫です。

ぷららで選択的greylistingによるスパム対策を開始 - モーグルとカバとパウダーの日記

やまやさんもwww。動的IPの定義がどーなんでしょ?って話。

気になるのは、その発動する条件だよなぁ。「動的IPアドレスや過去にスパムメールとして利用されたIPアドレス」ということだけど、国内はすでに OP25B が普及してるから実質的に対象外。つまり海外からの接続がターゲットになるけど、どうやって海外の動的アドレスのリストを入手してんだろ。まさか自前でリストをメンテしてるとは思えないし。あるいはどっかの業者が販売してるリストを使うんだろうけど、それってどのくらい信用できるんだろ。

_ てゆーか、amazon ec2 はこれにひっかかるんだよね、きっと。 あちこちの RBL で動的 IP アドレス扱いされてるから。

どさにっき

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