【連載】セキュリティ・性能・運用―データセンターの課題解決のための全方位対策 (2) 自社開発だからできる500万円台で40Gbpsの性能のデータセンタークラスUTM | エンタープライズ | マイコミジャーナル(情報元のブックマーク数)

FortiGateな話だが、UTMってのは確かに中小企業で入れるとメリットは高いと思われる。コストメリットは高い、速度メリットは低いかもしれないが。

UTMはSMBでの導入例が多い。セキュリティに特化したエンジニアが存在しないSMBにとっては、1台導入すればセキュリティ全体をカバーしてくれるUTMは心強い味方だ。コストメリットなどが注目されたことから、最近では特定の機能のみを利用するなど、大企業でもUTMの導入が増えつつある。とはいえ、データセンターでは例が少ない。それは、一般的なUTMがデータセンターの要求を満たせないからだ。
多くのUTMを名乗る製品は、複数製品を集めて作られている。各専業ベンダーから、アンチウイルスやアンチスパムなどといった機能の提供を受け、それらを1台の筐体に組み合わせて統合サービスとしているのだ。そのため、十分なパフォーマンスが得られなかったり、機能を最小現に制限したりしているケースが多い。また、トラブル時の対応に時間がかかることも多い。つまり、そうした機能を寄せ集めたUTMは設定や運用の手間を軽減し、効率化を図りたいというデータセンターの需要には合致しないのだ。

http://journal.mycom.co.jp/series/utm/002/index.html

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