【クラウドネットワークシンポジウム・リポート】クラウドのグローバル展開と国際競争力の確保に向け、産学官の協同で進む基盤技術の研究開発 : クラウド・コンピューティング - Computerworld.jp(情報元のブックマーク数)

クラウドのグローバル展開のために、産学官で基盤開発しているそうで、その発表会があったみたい。

現在、国内企業や自治体においてクラウドの利用が広まりつつあるが、これに伴い、高いセキュリティやサービス品質、信頼性の確保など、クラウドを安全に利用するための技術課題の解決を求める声が高まっている。そうした要請を受け、総務省では昨年度、国内の企業/大学に対して「セキュアクラウドネットワーキング技術の研究開発」を委託。クラウド・サービス間の高品質/高信頼な連携を実現する基盤技術の研究開発を推進してきた。
その成果発表を行う場として催されたのがクラウドネットワークシンポジウムだ。同シンポジウムは、ブロードバンド・ネットワークで結ばれた異種クラウド間の連携技術の確立を目指して産学官で構成された「グローバルクラウド基盤連携技術フォーラム(GICTF)」(代表発起人:青山 友紀慶應義塾大学教授)の協力も得て開催された。

http://www.computerworld.jp/topics/cloud/176949.html

NECクラウドのネットワーク技術に関する研究。クラウドだけじゃなく普通のネットワークにも使える技術っぽい。

NECらの研究活動は、「(1)クラウド同期型ネットワーク・トラフィック・フローの監視基盤技術」、「(2)クラウド同期型ネットワーク・ノードの自律運用制御基盤技術」、「(3)クラウドごとに独立して最適化が可能なネットワーク・ノード・システムの制御基盤技術」、「(4)クラウド同期型高機能ネットワーク・ノードの動的再構成技術」、「(5)クラウド収容スケーラブル・ネットワーク・ノード・システム技術」という5つの領域に及んだ。
このうち、メインの研究テーマとなったクラウド同期型ネットワーク・トラフィック・フローの監視基盤技術とは、クラウド・インフラ上で発生する約1,000万のセッション(フロー)の振る舞いをリアルタイム(3秒以内)に把握し、ネットワーク内の品質劣化個所や障害個所の迅速な検出を可能にするというものだ。この研究開発の狙いを、西原氏は次のように説明した。
クラウド間を結ぶネットワークは現状、まだ十分に可視化されていない。これを通信フローの単位で可視化し、同時に仮想マシンも監視対象にしてアプリケーション・レベルのフローまで可視化しようというのが、この領域に関する開発目標だ」

http://www.computerworld.jp/topics/cloud/176949-2.html

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