高添はここにいます : Dr.高添の”誰でも”プレゼン 8 TIPS 〜その2〜(情報元のブックマーク数)

プレゼンでの自分の立ち位置をしっかり明確にして、聞く人に自分の強みと分野をアピールすることで、聴衆者の信頼を得る

自己紹介でやるべきは「立ち位置共有」です。
(皆さんもやっているとは思いますが) セッション前には必ず、参加者が何を聞きたくて会場にまで来てくれたかを想像しておきます。
そして、自己紹介の時間を使い、参加者の「なぜお前が話をしているんだ? 」という疑問に答えてあげる必要があります。
例えば、ある製品の技術的な話しを聞きに来た参加者に対して、「私は、その製品を担当するエンジニアです」というのは正しい自己紹介です。
それでは、相手が技術的な内容ではなく、特定業種の事例を知りたかったらどうでしょう?
同じように「製品担当エンジニアです」と伝えますか?
私ならエンジニアという言葉をやめて、製品担当であることと、立場的にお客様がほしいであろう情報を持っている事を伝えるはずです。「私は製品を担当しておりまして、多くのお客様とお話しをさせていただいています。いろんな業種のお客様がどのような使い方をして成功したかも知っているので、お役にたてるのではないかと思います。」みたいな感じでしょうか。
担当であるという事実だけでも”話をする立場にある” と伝える効果はありますが、せっかくなので、更にもう一歩踏み込んだ自己紹介をして、相手にとって自分が何を提供できるのかを伝えるとよいでしょう。
それができた時、下を向いていた参加者の顔が一瞬上がったり、セッションを聞いてくれる姿勢が変わったりもしますからお互いに得られる成果も大きいです。
結局のところ、事前に状況をイメージできる想像力が大事なのかもしれません。

Dr.高添の”誰でも”プレゼン 8 TIPS ~その2~ – 高添はここにいます

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