【重要インフラ情報セキュリティフォーラム2010】 仮想化の“神”による四次元攻撃の危険性、ラック西本氏が指摘 -INTERNET Watch(情報元のブックマーク数)

4次元攻撃?意味わかんないけど、どうも仮想化とか使っている場合共通で管理するプラットフォーム経由のセキュリティ脅威って意味みたい。

このほか西本氏は、昨今の仮想化の流行に関して、VPNや広域イーサ(仮想的イーサ)、仮想サーバー、仮想ストレージなど、「『仮想』が付いたサービスは、四次元攻撃が成立する」とも指摘する。これを説明するにあたり西本氏は、最近印象に残った2つのセキュリティ事件の事例を紹介した。
まず1つは、あるIP-VPNサービスの利用企業においてウイルス感染が広まった事例だ。これは、同サービスを利用していたB社内でウイルス感染が発生し、IP-VPNで接続されているB社の複数拠点にとどまらず、同IP-VPNサービスを利用していたA社にまで感染が及んだというものだ。

仮想化の“神”による四次元攻撃の危険性、ラック西本氏が指摘 - INTERNET Watch Watch

クラウドも同様。データを削除しないとは限らないし、アクセス止められたりアカウント停止される可能性もある。

西本氏は、仮想化サービスには管理者がおり、その管理者は何でもできる“神様”であると表現。サービス事業者の信頼性が重要となる反面、こうした性質について、利用企業が理解しつつも「徐々に慣らされている」とも指摘する。かつてアウトソーシングと言われた時代には厳格な契約を結んで行っていたのが、SaaSや、さらにクラウドと言われる時代になり、契約面やそのサービスがどのように稼働しているか想像もしなくなってきているという。西本氏は、仮想化が至るところで普及してくる過程で、仮想化サービスへの認識についてあらためて考える時期にきていると訴えた。

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