[1]高まる企業の国際ネットワーク見直し機運 - 企業が作る国際ネットワーク最前線:ITpro(情報元のブックマーク数)

グローバルネットワーク見直しが増え始めているそうです。

景気停滞の影響を受けてはいるものの,日本企業の海外進出の動きは相変わらず続いている。いわゆるグローバル・ソーシングの一環である。中でも中国をはじめとするアジア各国への進出は活発(図1)。最近では「安い労働力を得るための“モノづくり”の拠点としてだけでなく,“モノ”を販売するための大きな市場としてアジアをとらえる企業が増えている」(野村総合研究所の原 正一郎社会産業コンサルティング部上級コンサルタント)。

[1]高まる企業の国際ネットワーク見直し機運 | 日経 xTECH(クロステック)

最近は価格低下や国際業者のデータセンター設立とかが後押ししてネットワーク環境が変わってきている模様

拠点が国内だけなら,多くの企業が,業務の中枢となる拠点を性能や信頼性を重視したネットワークでつなぎ,その他の小規模拠点はベストエフォート型の安価な回線で接続するだろう。この“メリハリ・ネットワーク”の考え方は,国際ネットワークには持ち込みづらかった。国際WAN回線の料金が高い,伝送遅延が大きく性能が出にくい,対地国(接続相手の国や地域)では国内ネットワークの整備が進んでいないなど,国際通信に特有の様々な課題があったからだ。
ところが,その状況が変わってきた。ポイントは「接続先国内での接続メニューの充実や料金の低廉化」や「海外データ・センターの充実」である。データ・センターについて言えば,アウトソーシング事業者のほか,国際通信事業者が各国へのデータ・センター設立を急ピッチで進めている。さらにはデータ・センター間を結び,仮想化などの最新技術をつぎ込んで,世界をまたにかけたクラウド・コンピューティングを実現することまで視野に入れる。

[1]高まる企業の国際ネットワーク見直し機運 | 日経 xTECH(クロステック)

512Kbpsの専用線から、NTTコムに変えて月25万減少させたそうです。国際インターネットVPNって感じかな?

「接続先国内での接続メニューの充実や料金の低廉化」に着目した例が,自動車部品メーカーのミツバである。同社は従来,中国にある3拠点の接続を米国の通信事業者に委託していた。安定性を重視するため,512kビット/秒の専用線で拠点から米国事業者の収容局まで直接接続していた。
この方法でも運用上に大きな問題はなかったが,さらなるコスト削減を図るために,一部を除くアジア区域の事業者をNTTコミュニケーションズNTTコム)に乗り換えた。中国内の拠点の接続もNTTコムに委託して切り替え作業を進めている。
厳密には,中国内のNTTコムの網までのアクセス部分には,中国電信(チャイナ・テレコム)のサービスを使う。手始めに2009年5月に大連の拠点を切り替えた。アクセス回線の帯域を,以前の2倍に当たる1Mビット/秒に増やしながら,月額料金の負担を25万円減らした。現地の通信事業者を経由すると不測のトラブルが起こることも考えられたが,現状では「通信事業者に起因した問題は発生していない」(ミツバ 経営企画部 情報グループ インフラチーム 高橋陽一氏)。品質には満足しているという。

[1]高まる企業の国際ネットワーク見直し機運(2ページ目) | 日経 xTECH(クロステック)

screenshot