InterScan Messaging Security Virtual Appliance 7.0 Patch 1 公開のお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ(情報元のブックマーク数)

InterScan Messaging Security Virtual Appliance 7.0 Patch 1もリリースとのこと。

InterScan Messaging Security Virtual Appliance 7.0 Patch 1 (Build 11700) を下記日程にて公開いたします。
■公開日
2010年1月25日 (月)
■修正内容/新機能
付属の Readmeファイルをご覧ください。

サポート情報 | トレンドマイクロ

結構新機能も修正もあるので、要適用!ですな。

2.1 新機能
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本Patchでは、次の新機能が提供されます。

機能1:
IMSVAで処理するメールの添付ファイルが検索エンジンによって破損していると
判断された場合に行うアクションの追加

初期設定では、検索エンジンにより破損していると判断されたファイル
(エラーコード: -73) は、「その他の検索の除外」で指定された処理が実行
されます。

「その他の検索の除外」で指定されている処理をスキップし、そのまま送信する
ことができるようになります。

手順1:
このオプションを有効にするには、次の手順に従ってください。

1. imss.iniをテキストエディタで開きます。

2. [virus] セクションの下に 「VSBIgnBadFileErr」オプションを追加します。

[virus]
VSBIgnBadFileErr=1

-[virus] セクションが存在しない場合は追加してください。

3. 次のコマンドを使用して、検索サービスを再起動します。

$IMSVA_HOME/script/S99IMSS restart
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
機能2:
本Patchの適用後は、Kerberos V5ライブラリが強化されます。これによりEUQコン
ソールへのログオンにおいて、認証パスワードにUTF-8文字をKerberosで処理でき
るようになります。
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機能3:
任意のルールで1つのフィルタに含まれる式が多すぎる場合の、メールの
検索パフォーマンスを向上する機能の追加

従来のIMSVAでは、任意のルールで1つのフィルタに含まれる式が多すぎると、
メールの検索に時間がかかります。この問題は、eManagerがこれらの式に対する
内部テーブルの構築と最適化に時間を必要とするためです。

本Patchの適用後は、imss.iniに秘密キーが追加され、IMSVAではキーワードリスト
ごとに1つのScanOptionが作成されるようになります。これにより、eManagerに
渡される1つのフィルタに含まれる式の数が削減され、パフォーマンスが向上
します。

手順3:
このキーを有効にするには、次の手順に従ってください。

1. imss.iniファイルをテキストエディタで開きます。

2. [general] セクションの下に「MultipleEmgrScanOption」オプションを追加
します。

[general]
MultipleEmgrScanOption=true (またはyes)

3. 次のコマンドを使用して、検索サービスを再起動します。

$IMSVA_HOME/script/S99IMSS restart
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
機能4:
Office 2007形式のファイルの検索がサポートされます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
機能5:
本Patchの適用後は、使用するスパイウェア対策パターンが「tmaptn」から最新の
「ssaptn」に変更されます。
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機能6:
実ファイルタイプの添付フィルタを使用する「.NET」フレームワークの実行
ファイルタイプを検出するための機能拡張
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
機能7:
PDFなどの特定の形式のファイルを正しく取り扱うことができずに起こる問題に
対処するために、指定した形式の添付ファイルに対してコンテンツフィルタ検索
を行わないようにするオプションを追加

手順7:
指定した形式の添付ファイルに対してコンテンツフィルタ検索を行わないように
するオプションを設定するには、次の手順に従ってください。

1. imss.iniファイルをテキストエディタで開きます。

2. imss.iniファイルの [email-scan] セクションの下に
「IgnoreContentScanningFiletype」キーを追加して、検索対象から除外する
ファイルタイプを指定します。

[email-scan]
IgnoreContentScanningFiletype=pdf,ppt

-複数の拡張子を指定する場合は、カンマ「,」で区切って記述します。
-対応している拡張子は、DOC,XLS,PPT,PDF,DOCX,XLSX,PPTXです。
-大文字、小文字の区別はありません。

3. 次のコマンドを使用して、検索サービスを再起動します。

$IMSVA_HOME/script/S99IMSS restart

http://www.trendmicro.com/ftp/jp/ucmodule/imsva/70/readme_imsva70_patch1_b1170.txt



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