フォーティネット社長に聞く「ネットワーク屋の挑戦」 − @IT(情報元のブックマーク数)

FortiOS4.0でUTMの再定義らしい。WANトラフィック圧縮やプロトコルフィルタまで実装らしい。

フォーティネットジャパンは統合脅威管理、「UTM」などを提供するベンダ。独自OS、ASICによるチップを用い、独自のアーキテクチャの製品を提供していることが特長だ。2009年4月には新バージョンの「FortiOS 4.0」をリリースし、「UTMの再定義」を掲げ、WANトラフィックの圧縮やプロトコルのフィルタリングなど、セキュリティ機器に新たな役割を担わせている。
「フォーティネットはネットワーク屋。この分野の企業では、セキュリティ対策はファイアウォールから始まりました」と新免氏は述べる。そこからさまざまな脅威に応じて、さまざまな技術が提供されてきた。それに追随した結果、作られたのが現在のUTMだという。この製品は日本では比較的安価で、かつ1台でカバーできる範囲が広いことから、主に中小規模の企業に受け入れられ、セキュリティ業界においても注目を集めるキーワードとなっていた。

フォーティネット社長に聞く「ネットワーク屋の挑戦」 − @IT

誰が製品を売るかをしっかり見据えて、そこにリーチする。

セキュリティ機器を提供する企業には、ネットワークベンダがセキュリティ機能を追加するパターンと、セキュリティベンダがネットワーク機能を追加するパターンがある。フォーティネットは前者であるが、「ネットワーク屋がどうやってセキュリティにアプローチしていくのか、それはこの業界の大きなチャレンジです」と述べる。新免氏は「システムを構築するときに、一種のアプリケーションとしてセキュリティを提供しなくてはならない時代になっている。ネットワーク屋として、『サービスとしてのセキュリティ』を提供することはチャレンジングなこと」という。これには製品のインテグレーションを行うプレイヤーにも変化が必要で、「ネットワークサービスインテグレーションから、サービスインテグレーションへと、業界全体の変化が必要だ。

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