評価を高める仕事術(1)「ダメ評価」につながる11のネガティブ特性 - 芦屋広太一つ上のヒューマンマネジメ...:selfup(情報元のブックマーク数)

評価される人、評価する人が考えないといけないポイント。

他人を評価する,あるいは他人から評価される場合に使う評価基準は2種類ある。ここまで説明してきたのは,企業内での評価に関する基準だ。このほかにもう一つ,「広く社会一般で通用するかどうか」という観点での評価基準がある。筆者のもう一つの立場である教育コンサルタント,あるいはコラムニスト,ビジネスプランナーとしての評価は,後者の基準に基づく。
この社外での評価基準についても,筆者は「広く社会で通用する人」と「通用しない人」の違いが分かるようになった。社外の会社員や経営者,ベンチャーで起業しようとする数多くの人を評価する機会が多かったからである。

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社内政治に強くて評価される人、確かに多い。そういう人が社外で通用するかは別問題として、世渡りは上手だよなぁ。

では,社内と社外で一致しない評価基準とはどのようなものか。「社内政治や社内力学に強い」というのは,その一例だ。
いま,ある企業で部長と部下が同じ趣味を持ち,部下がその趣味について,部長にアドバイスできるだけの知識や技能があったとしよう。その場合に,部長がその部下を高く評価するケースがある。
仕事の能力以外で人を評価することに,本来は意味がない。ただ,上司が部下を評価する際に「彼・彼女は付き合いやすいか」「一緒に働きやすいか」といった項目を反映させるケースは,どの企業でも珍しくない。これらは「彼はよく気がつく」「彼女はよく気が回る」のような抽象的な評価項目として使われる。
誤解しないでほしいのだが,筆者はこうした能力が不要だというつもりは全くない。むしろ,会社員として高く評価されるには欠かせない能力であり,不足しているのであればその能力の習得に励むことも必要だと考えている。

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やはり人と人との交流。信用を落としたり、人間性を疑われるような行動をすると評価は下がる。

塾長の言葉で,今でも筆者が肝に銘じているものがある。「どれだけよい仕事をしていても,一度でも『ダメな行動』をとるとすべてが台無しになる」というものだ。「ダメな行動」とは,「信用を落とす」「人間性が疑われる」ような,ダメ評価につながる行動をいう。ダメな行動をとって,「周囲に対し,自分がダメであると見せる」ことは絶対にしてはならない。塾長はこう考えていた。

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仕事の基本ですな。これは。

ネガティブ特性には,多くのものがある。「ダメに見せる」要因を生み出していると筆者が考えているネガティブ特性は,以下の11項目である。

1. 先を読まない,深読みしない,刹那主義
2. 主体性がない,受け身である
3. うっかりが多い,思慮が浅い
4. 無責任,逃げ腰体質
5. 本質が語れない,理解が浅い
6. ひと言で語れない,話が冗長
7. 抽象的,具体性がない,表面的
8. 説得力がない,納得感が得られない
9. 仕事が進まない,放置体質
10. 言いたいことが不明,論点が絞れない,話が拡散
11. 駆け引きできない,せっかち,期を待てない

これらのネガティブ特性を改善すれば,日常業務で「ダメと言われる」ことは非常に少なくなるはずだ。

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