仮想化は中堅ITサービス会社にチャンスをもたらすか - 田中克己の針路IT:ITpro(情報元のブックマーク数)

仮想化技術は技術者の数と経験が少ないのが問題か、、、ベンダーはストレージという足かせでハードを固定して10年安泰に過ごしたいと思っているはずなので、小さな仮想化案件でもストレージを選ぶ際には要注意したほうがよいと思われ。

仮想化技術に関するコンサルティングを手掛けるヴイエムネットの津村英樹社長は、いくつかの問題点を指摘する。一つ目は、大手ITベンダーや大手ソフト会社が仮想化サービスによる収益減を懸念していることだ。大手ITベンダーはサーバー統合によるサーバー製品の販売減を恐れ、システム構築で収益を得ている大手ソフト会社は、仮想化サービスによる収益モデルを描けないことに不安を抱いている。表面上は仮想化技術に積極的に取り組んでいるかのように見えても、実際には躊躇しているというのだ。
二つ目は、そもそも仮想化技術者の数が足りないという問題だ。三つ目は、ユーザー企業がITベンダーや大手ソフト会社にシステムの構築・運用を依存する今の状況にあって、サーバー統合といった仮想化によりコストメリットを享受する絵を自ら描けないことにあるという。

仮想化は中堅ITサービス会社にチャンスをもたらすか | 日経 xTECH(クロステック)

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