カーネル開発者会議「Kernel Summit」が日本初上陸 - Linuxカーネル開発者になろう!:ITpro(情報元のブックマーク数)

小崎さんによるKernel Summitのレポートだ!!!

Kernel SummitはLinus Torvalds氏をはじめとした世界の主要なLinux開発者が集まり,現状の課題や今後の方向性について議論を交わす場である。毎年開催場所を移しながら開かれており,第9回の今年は,東京秋葉原で開催された。日本初上陸となる。
出席者は招待者のみであり,全参加者を合わせて,90名程度に過ぎない。多くのカーネル開発者の中でも,特にコアな開発者が選ばれる。選考に際しては,Linuxカーネル開発への貢献度や,主要な議題に関連するトピックを持っているかどうかなどが考慮されるようだ。今回は開催地が日本だからだろうか,筆者を含めて日本からの参加者が例年よりも多かった。

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17か月に1回Kernelをアップデートしているってことか!さすがGoogle

Googleは積極的にLinuxを活用している組織である。既存のディストリビューションを使わず自前でLinuxディストリビューションを構築しているため,世界有数のディストリビューション・ベンダでもある。しかしGoogleは適用しているカーネル・パッチなどの情報をほとんど公開していないため,その詳細は長らく謎に包まれていた。
Mike Waychison氏はまず,同社のカーネル開発体制について説明。カーネル・チームには約30人のエンジニアがフルタイムで働いており,およそ17ヶ月に一回という頻度で,メインラインの最新カーネルにリベース*していることを明かした。
* 【リベース】更新を取り込み,パッチを再適用すること。

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うはぁ、そこまでチューンされてるんだ。。。

これまで,カーネル2.4.18, 2.6.11, 2.6.18の3つのバージョンに運用実績があり,2009年11月には,2.6.26に移行する予定とのことだ。それぞれについて大量にパッチを当てており,2.6.26にはパッチ1208個,20万行以上の修正が加わっている――などと説明した。

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