ネットアップがSAN/NAS向けキャッシュ装置を大容量化、SLCフラッシュを採用 | 情報・通信 | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉(情報元のブックマーク数)

電源が常に供給され続けないといけないストレージだからできるSANやNAS向けフラッシュメモリによるキャッシュ。

ネットアップは2009年10月13日、同社のストレージ装置向けキャッシュ・メモリーの新版「Performance Acceleration Module II」(PAM II)を発表した。記憶素子をDRAMからSLC(Single Level Cell)タイプのフラッシュ・メモリーに変更し、1モジュール当たりの容量を従来の16Gバイトから最大512Gバイトに引き上げた。同製品の利用によりディスク装置の台数を半減させても同程度のI/O性能を維持できるとする。同日に提供を始める。
PAM IIは読み書きが高速なSLCタイプのフラッシュ・メモリーを採用。256Gバイト版と512Gバイト版の2モデルを用意する。従来品のPAMは、DRAMによるシリコン・ディスクで16Gバイト容量に留まっていた。利用できる容量も、PAMが最大160Gバイト(16Gバイト×10基)なのに対して、PAM IIでは最大4Tバイト(512Gバイト×8基)まで拡張できる。

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