InterScan Messaging Security Suite 7.1 Linux版 公開とサポート開始のお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ(情報元のブックマーク数)

InterScan Messaging Security Suite 7.1 Linux版が公開とのこと、DKIMが一番大きいのかな、Office2007も大きいな。

■製品
InterScan Messaging Security Suite 7.1(以下 InterScan MSS 7.1)Linux
サポートサービスの開始日
2009年9月30日
■プログラムモジュールの公開日
2009年9月30日

サポート情報 | トレンドマイクロ

■主な新機能

  • Webレピュテーションサービス

スパムメール以外のメールメッセージに含まれるURLを検索し、WRSを使用して、そのURLが安全であることを確認します。ユーザは、WRSルールに対するポリシーベースの処理を定義できます。

DKIM (DomainKeys Identified Mail) は、メールメッセージ認証の業界標準です。
DKIMを使用することで、InterScan MSSでは、メッセージに記載されている送信元ドメインからメッセージが送信されていることを保証できます。

  • 設定のインポートおよびエクスポート

InterScan MSSでは設定をインポートまたはエクスポートできます。これにより、ネットワーク全体に設定をすばやく一貫して適用することができます。

  • ポリシーの拡張

ポリシーが次のとおり拡張されました。
- 共通のポリシーオブジェクト
- 検索の除外機能の強化
- X-ヘッダタグ

  • サポートするファイルの拡張

InterScan MSSでは、次のファイルの種類に対する検索がサポートされます。
- Office 2007
- PDF 8

  • 移行用のインポートツールとエクスポートツール

InterScan MSSには、セットアップ後にInterScan MSS 7.0から設定を移行できる専用のツールが用意されています。

  • エンドユーザメール隔離機能の強化

エンドユーザは、Webベースのエンドユーザメール隔離サービスを使用して隔離メッセージを管理できます。InterScan MSSでは、管理者が作成したコンテンツフィルタやスパムメール対策 (InterScan MSSとは別ライセンス) によって隔離されたメッセージをユーザが表示して、削除または承認できます。

InterScan MSSでは、Trend Micro Control Manager 5.0 Patch 3以降との統合がサポートされます

  • パターンファイルの差分アップデート

InterScan MSSでは、スパムメール用パターンファイルの差分アップデートがサポートされます。差分アップデートにより、パターンファイルのダウンロードによるネットワーク帯域幅の使用を大幅に節約できます。

InterScan MSSには、新しいスパイウェア対策パターンファイルが統合されています。これにより、スパイウェア検出率が向上しています。

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一部制限があるそうですよ、要注意。

8. 既知の制限事項
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本リリースにおける既知の制限事項は次のとおりです。

   8.1 Windows 2003を実行しているコンピュータで、Internet Explorerを使用して
       InterScan MSSのWebコンソールを表示するには、次の手順を実行してください。
       1. Internet Explorerのメニューで次を選択します。
          [ツール]→[インターネット オプション]→[セキュリティ]→
          [信頼済みサイト]→[サイト]
       2. InterScan MSSがインストールされているコンピュータのIPアドレスを追加し
          ます。
       
   8.2 InterScan MSSで特定のメールメッセージを検索しないようにするには、新しい
       ルールを作成し、対象のメッセージを検索対象外に指定します。ただし、メール
       検索除外がトリガされると、InterScan MSSではこれらのメッセージも検索され
       る場合があります。これは、スパムメールフィルタやコンテンツフィルタよりも
       メール検索除外の優先順位が高いためです。
       
   8.3 InterScan MSSは、Red Hat上のSELinux (Security-Enhanced Linux) にはインス
       トールできません。
       
   8.4 仮想化テクノロジが有効な場合、InterScan MSSをRed Hatにインストールするこ
       とはできません。
       
   8.5 InterScan MSSのデータベースをインストールする際、データベースのパスワー
       ドには全角文字を指定しないでください。パスワードに全角文字が含まれている
       と、InterScan MSSはデータベースに接続できません。

   8.6 InterScan MSSとInterScan Web Security Suiteの同一のコンピュータ上での使
       用はサポートされていません。

   8.7 InterScan MSSを64ビット環境でご利用になる場合には、「互換アーキテクチャ
       のサポート(Compatibility Arch Support)」パッケージグループが必要です。
       また、IPプロファイラを使用するには、32ビット版のサポートされているMTAが
       必要です。

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