トレンドマイクロ、ウイルスバスター2010を発売──さらに軽く、安全に : セキュリティ - Computerworld.jp(情報元のブックマーク数)

ウイルスバスターMac版も同梱で発売とのこと、これは売れるかも!

トレンドマイクロは9月2日、ウイルス対策をはじめとした個人ユーザー向け統合セキュリティ・ソフトウェア「ウイルスバスター2010」を発表した。ダウンロード版の販売および既存ユーザーのアップデートは本日17時から、パッケージ版は9月4日から店頭で販売される。

 今回の目玉は、ライセンス体系を強化し、1つのライセンスでWindows/Mac OSを問わず3台までインストール可能になったことだ。つまり、Windows 2台とMac OS 1台、あるいはWindows 1台とMac OS 2台と自由に組み合わせることができる。昨日企業向け製品が発売されたWindows 7に対応するほか、Mac OS X Tiger/Leopardに対応し、Snow Leopard対応アップデートも10月ごろに提供する予定だという。

http://www.computerworld.jp/news/sec/160649.html?RSS

クラウド化することで、OSに依存しにくいシステムができるってことか・・・

安全性の強化としては、クラウド・コンピューティングを活用した「Trend Micro Smart Protection Network」関連技術を導入したことがあげられる。その1つである「スマートフィードバック」は、不正プログラムとおぼしきファイルの詳細情報を同社のデータベースに収集、世界中の情報を集めて迅速に分析するというしくみである。

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ウイルスパターンをオンラインにおくのが主流になるか?というと、ならないらしい。

―― 近年はウイルス対策ベンダー各社がオンライン上のデータベースを利用し、定義ファイルでは対処が難しい最新の脅威を防ぐ仕組みを構築しています。トレンドマイクロでの特徴は何でしょうか。
長島氏 「スマートプロテクションネットワーク(SPN)」という仕組み作りに2005年から着手し、2008年に電子メールとファイル、Webサイトの3つのレピュテーション(評価)データベースが協調動作するシステムを完成しました。SPNではわたしたちが用意している「おとりPC」やクローラーで脅威情報を収集するだけでなく、世界中のユーザーからのフィードバックも加味して世界10カ所のラボ(解析施設)で情報の分析や定義ファイルの開発などに役立てています。
3つのデータベースをリアルタイムに連係させるのは非常に難しく、現状ではSPNが唯一の仕組みでしょう。例えば、クローラーで収集した不審なWebサイトのURL情報をWebレピュテーションに反映し、同時にそのサイトにホストされている不審なファイルの情報をファイルレピュテーションとも共有させます。さらに、電子メール経由での攻撃に備えて電子メールレピューテーションでも情報を登録します。ユーザーが入手した不審なファイルやメール、またアクセスしようとするWebサイトについて、この3つのデータベースが連係することでユーザーを危険から保護できるようになりました。
最近は特定のユーザーを狙う「標的型攻撃」も増えています。わたしたちは、日本にもラボを設置していますので、SPNと連係して国内のユーザーが直面する可能性が高い脅威に対して、迅速に対応できるでしょう。
――将来的にはPCのローカル上でスキャンするのではなく、オンラインベースのスキャンが主流になるのでしょうか。
長島氏 スキャン機能が100%オンライン上に移行することはあり得ません。例えばオフライン環境でUSBメモリを通じてウイルスに感染した場合、ローカル上に定義ファイルなどで検出できる仕組みがなければ、なすすべがありません。非常に難しいのですが、ある程度はローカル上でのスキャン機能を残す必要があり、今後はオンラインスキャンとより良く連係できる仕組みを開発していくことになるでしょう。

「新ウイルスバスターは国内ユーザーに最適化」とトレンドマイクロ - ITmedia エンタープライズ

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