【連載】仮想化の教室 [第8回] 仮想化のタイムスリップ 〜仮想化ならではの便利機能に潜む罠〜 : Windows Server - Computerworld.jp(情報元のブックマーク数)

定期的にゲスト側のサービスで時刻を合わせようとしたりしますよね。

Virtual PCやVirtual Server、VMware Workstation/Serverなどのホスト型の仮想マシンモニタ(VMM)において、Linuxゲストのシステム時刻が狂う問題について解説した。このシステム時刻の問題は、特にLinuxカーネル2.6の初期バージョンを使う場合によく発生する。しかし、程度の差はあれ、この問題自体は仮想環境特有のもので、あらゆる仮想化テクノロジーに共通する問題である。
ほとんどの仮想化テクノロジーは、ゲストコンポーネントを提供することでこの問題に対処している。Virtual PCやVirtual Serverの「バーチャルマシン追加機能」や「Virtual Machine Additions for Linux」、Sun xVM VirtualBoxの「Guest Additions」、VMware Workstation/ServerおよびVMware ESX/ESXiの「VMware Tools」、Hyper-Vの「統合サービス」など、これらのゲストコンポーネントにはすべて、ゲストOSの時刻をホストOSの時刻と同期する機能が含まれる。
Xenの場合、準仮想化ドメイン(Domain U)で動作するXen対応カーネルを利用する際には、Domain 0からシステムタイムを取得する「wallclock」と呼ばれる機能が働く仕様になっている。そのため、ゲスト側で独自に時刻を調整したいという要望がないかぎり、時刻同期について考慮する必要はない。

http://www.computerworld.jp/topics/mws/158470.html?RSS

25分!!!まぁNTPをSlewモードで使えって話か。。。

Windowsゲストについては、ホストとの時計の誤差は2秒程度しかなかったが、SLES 10 SP2ゲストのほうは約25分もの遅れが生じた。1時間当たり7分程度、1分当たりにすると7秒程度も遅く時間を刻んでいるのである。
Windowsゲストで誤差が少ないのは、Windowsが頻繁にハードウェアタイムである「RTC(リアルタイムクロック)」を使用してシステムタイムを調整するからである(仮想マシンはRTCをエミュレートする)。

http://www.computerworld.jp/topics/mws/158470.html?RSS

まぁ、バッチ処理は飛びますね。ちゃんとジョブ管理ツールを入れておかないと・・・

一方、時刻同期が行われる場合、外部との時間のズレは生じないが、ゲストOSにとっては、突然未来に“タイムスリップ”したことになる。タイムスリップ前後にタイマーやタイムアウトを扱うアプリケーションが実行中の場合、そのアプリケーションに何かしらの影響が出てくるはずだ。

http://www.computerworld.jp/topics/mws/158470-2.html

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