熊猫さくらのブログ: お知らせ: TOMOYO Linux 1.6.7 / 1.6.7p1 / 1.6.8 に特定環境下でバッファオーバーフローする不具合が発見されました。(情報元のブックマーク数)

セキュリティホール memo - 各種 OS のセキュリティホールの備忘録経由)

一部の環境で4096バイトの配列が4000バイトしか要求していなかったため、一部環境でバッファオーバーフローの問題があったとのこと。、

4096 バイト割り当てられてられているとコメントで書かれている配列が、実際には 4000 バイトしか要求していなかったため、主に組込み環境で使われているメモリアロケータである SLOB を使っていた場合 4000 バイトちょうどしか割り当てられず、バッファオーバフローする可能性があることが判明しました。
http://sourceforge.jp/projects/tomoyo/lists/archive/users/2009-July/000632.html

起動できなくなったり重すぎてハングアップしてしまうようなデバッグオプション以外は普段から有効にしているため、配列の上限を超えてアクセスした場合には検出できるようになっているのですが、使っていた SLAB アロケータと SLUB アロケータでは 4000 バイトの要求であっても 4096 バイトを割り当てるため、デバッグオプションでは検出することができませんでした。(泣)

お知らせ: TOMOYO Linux 1.6.7 / 1.6.7p1 / 1.6.8 に特定環境下でバッファオーバーフローする不具合が発見されました。: 熊猫さくらのブログ

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