[メール・サーバー障害編]検証用のサーバーに切り替えタイムリミット回避!そして後日談:ITpro(情報元のブックマーク数)

ステージング用のサーバとかあんまり置かないと思いますが、重要なサーバの場合、開発→検証→本番とステージングを踏んで本番に持って行ったりしますね。障害時に検証サーバを本番に置き換えて使うってのもひとつの手ってことですね。

「ステージング(環境検証)用のサーバーに切り替えましょう」

 私たちは責任者に提案した。

 「ステージング用のサーバーであれば,障害が起こっているサーバーと環境が同じです。翌朝までに正常に稼働する可能性は高いでしょう。それに,昼ごろには障害が起こっているメール・サーバーのリストアが完了する予定ですが,リストアによってメール・サーバーが復旧する保証はありません」

 このステージング用のサーバーを本番環境に適用し,タイムリミットである翌朝のバッチ処理の実行時刻になった。新しく接続したメール・サーバーは処理結果のメールを正常に受信し,監視担当者によっていつもの朝と同様に業務は進められていった。

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IMAPを採用すると色々なところでメールが読めるし、WebMailでも一元管理が可能ですから便利ですよねぇ。

筆者らは改めてこのメール・サーバーの目的を考え,本当にIMAPが必要であるのか検討した。このメール・サーバーで最も重要な機能は,受信すべきメールを受信すべき時間に受信できることである。過去の受信メールを保持し続けることはそれほど重要ではない。関係者のヒアリングも行った上で,結局今回構築するメール・サーバーは,IMAPではなくPOP3を採用することになった。
メール・サーバーに大量のメールを残さないことでバックアップ対象データは少なくて済むため,リストアにかかる時間も短くなる。また,過去のメールは必要に応じて各監視用PCに残しておけば,メール・サーバー障害時にも過去のメールの復元に要する手間が必要なくなる。これらの対策によって,新たに策定されたバックアップ計画とリストア手順は,非常に簡便で作業に要する時間も短いものとなった。

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