ITのコミュニケーションが失敗する理由(2):社内SNSに「へぇボタン」をつけてみた (1/2) - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)

社内SNSの活用例ですが、へぇボタン(はて☆スタみたいなものか)を設置したら結構よかったとのこと。

この会社のルールは、入社したらTiariに登録される、ということだけだ。登録されたらすぐに、社員から歓迎のコメントが飛び交う。その理由は、新入社員や別企業からの転職もいるが、多くがコンタクトセンターのオペレーターとして契約社員だった人が社員になることから来ている。

 「久しぶり!」「おっ、社員になったの!おめでとう!」といった活発なコメントが飛び交う。

 会社の方針として、何を書いても構わないとしている。前回の企業と対局だ。丸山社長によると、「何を書くとか、何は書いてはいけないといったルールは決めなかったが、結果として社内SNSにふさわしくない投稿はなかった」ということだ。

 ここで考えさせられたのは、いわゆる性善説性悪説か、といったことかもしれない。経営者が社員を信じることで、結果的に活発なコミュニケーションが生まれることになった。

 このSNSには、アクセスランキング、コメント数ランキングといった一般的なSNSの機能以外に、自社独自の「へぇボタン」を付けている。一時、テレビ番組ではやった「へぇ」と音のするあの発想だ。社員がSNSにアクセスし、各社員の投稿を読んでも、詳しくコメントを書き込む時間をとれない場合がある。そういった時に、感心した投稿や勉強になったと思える投稿に対し、へぇボタンを押しておくことで記録が残る。音が鳴るわけではないが、自分の投稿に対して、へぇボタンを押された数が分かり、そのランキングも分かる。

 誰がへぇボタンを押したのかも分かるので、社長やマネジャー職からの「へぇボタン」だと、「読んでくれた」「感心してくれた」ということが分かるようになっている。

社内SNSに「へぇボタン」をつけてみた (1/2) - ITmedia エンタープライズ

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