SAPPHIRE 09 Orlando Report:SAPがサポート方針を見直し、ユーザーグループとサポート品質のKPIを設定 - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)

とりあえず、SAPのエンタープライズサポート値上げは2015年まで延期だそうです。

SAPと世界の12のSAPユーザーグループが連合するSUGEN(SAP User Group Executive Network)は、SAPのサポートサービスである「SAP Enterprise Support」に関して、KPIを設定することなどで合意した。これに伴い、サポート価格を4段階で引き上げるという2008年7月に発表したプログラムについて、これまで2012年までに段階的に22%に引き上げるとしていたが、それを2015年までに延長する。また、サポートの水準がKPIの目標に達しなった場合に、値上げを延期することでも合意した。

SAPがサポート方針を見直し、ユーザーグループとサポート品質のKPIを設定 - ITmedia エンタープライズ

不況の空気を読んで据え置きとの事。

既存顧客の場合、契約条項に基づいて、2010年からSAP Enterprise Supportの価格が段階的に引き上げられるものの、年次上昇率を超えないようにする。2010年以降の平均引き上げ率は3.1%以下になるため、SAP Enterprise Support価格の上限は、2015年までに22%となる。
KPIの設定期間は2012年までの4年間。SAPはこの4年以内に、Enterprise Supportによって顧客に提供する価値を30%改善する。
今回の価格プログラムの改定についてSAPは「世界経済の悪化を考慮した」としている。一方、値上げする理由について「この10年で情報システムはネットワークとつながり、他社とのビジネス連携が増えたことで、ERPの稼働環境が複雑化したから」とした。

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