攻撃者の狙いとは:Confickerワーム亜種に再拡散の予兆 - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)

Confickerワームが再拡散の予兆とのこと

Confickerワームは、WindowsのServerサービスの脆弱性を悪用して感染を広げている。最初に確認された「A」は、ローカルネットワーク上のマシンに対して感染を広げたが、その後登場した亜種の「B」では、リムーバブルメディアでも感染を広げられるようになった。感染規模はセキュリティベンダーによって見解が分かれるものの、最盛期となった昨年末から今年始めにかけて、数百万台のPCに広がったとみられている。

 その後登場した亜種の「C」は、Bに感染したマシンのみに感染することが確認され、米Symantecによればユーザー側でセキュリティパッチの適用などが進んだことから、感染規模が縮小していた。しかし、4月8日ごろからCに感染したマシンにおいて、スパム配信機能や再びWindows脆弱性を突いて拡散する機能を実装していることが確認された。同社では、これをConfickerの新たな亜種「E」に指定した。

Confickerワーム亜種に再拡散の予兆 - ITmedia エンタープライズ

ボットマシンを大量確保のためじゃないか・・・・とのこと・・・

近年のセキュリティの脅威が潜在化する傾向にある中で、大規模な感染活動を繰り広げるConfickerは極めて特殊なケースと指摘する。
「恐らく、攻撃者は何らかの理由で短期間にボットマシンを大量に確保する必要性に迫られ、ワーム形式で感染拡大を図っているのではないか。その後、スパム配信者などにレンタルするなどの目的でビジネスを行っているのかもしれない」(同氏)。しかし、真の狙いが別にある可能性も捨てきれないという。

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