NHKニュース 下水道処理施設 粉じんから金(情報元のブックマーク数)

工場や家庭の排水の汚泥を焼却する施設で高純度の金が見つかったとの事。

この施設では周辺の工場や家庭の排水を処理していますが、すでに汚泥を焼却するなどして処理する際、炉から飛び散った灰から高濃度の金が見つかっています。今回は、この炉から灰を含むガスを排出する配管を調べたところ、配管に付着する粉じんからも高濃度の金が見つかったということです。配管は長さが20メートルほどあり、粉じん1トン当たり、濃度が高いもので22キログラムの金が含まれるということです。長野県によりますと、今回、回収された金を金属精錬会社に売却すると2300万円の収益が見込めるということで、さきに見つかったものも含めると今年度の収益はあわせて4000万円に上るということです。長野県では、これらの金は、諏訪地域に多い精密機械の金メッキ工場の排水や周辺の温泉水に含まれていたものではないかとみています。長野県諏訪建設事務所の中山幹英課長は「灰から見つかったものより10倍の濃度の金が含まれていて驚いた。金を生み出す溶融炉は耐用年数を迎えているが、大事に維持管理して延命させていきたい」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/t10014677111000.html#

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