勉強会というライブが持つ「人を動かす力」 − @IT自分戦略研究所(情報元のブックマーク数)

勉強会当事者は本当に楽しい、デモ参加者も楽しませるのが当事者の仕事。みんなでおいしい勉強会をしましょうね!

これらの経験の中で学んだことは、「勉強会の当事者になることが勉強会を楽しむ一番の方法」だということ。しかし、勉強会開催の経験がなければ、そのハードルが大変高く感じられるし、簡単にできるとはなかなか思えない。
主催者になることの直接的な利益は存在する。仕事に役立ったり、掛け替えのない人とのつながりを得られたりする。
デブサミという場をいただき、LTを通していろいろなコミュニティの方と直接会う機会、話す機会をいただけた。参加者の1人として大変貴重な経験をした。参加者の日記やブログで当日の感想を読んだが、LT以外のセッションも、興味深いものがたくさんあったようだ。

勉強会というライブが持つ「人を動かす力」 − @IT自分戦略研究所

この会は、私も参加していた。とても面白いデモなんかをされていて、興味深かったがその後の質疑応答でフルボッコにされるid:haradatsとか、みていられないほどだった。でもこの反動で、2年でメインライン化するなんて、本当にすごい。

先日、Linuxの次期バージョン(linux-next)に入った「TOMOYO Linux」は、第72回(2007年2月8日)で開発者の方々にお話をしていただいた。約2年前である。そのときのビデオも残っている。

 圧巻は1時間を過ぎてからの質疑応答である。1時間14分が経過したあたりで、会場から「メインストリームへのマージを考えたらどうだ」「Ottawa Linux Symposium(OLS)で発表をしたらどうか」など、熱い声援が送られた。激励なのか叱責なのかつるし上げなのかは当時のビデオを見ていただくとしても、ご本人たちは相当なカルチャーショックだったようである。

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カーネル読書会をきっかけにメインライン化を目指し、いまではゴール目前というのは、勉強会やコミュニティ活動の1つの輝かしい成果ではないだろうか。勉強会を中心としたコミュニティ活動によって、社外のエキスパートたちと知りあい、有形無形の支援を得ることができた。それが結果として仕事にもポジティブに反映される。

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