高木浩光@自宅の日記 - Winny媒介型暴露ウイルスによるファイル流出被害発生件数の推移 その2, Winnyにおける流出ファイルの流通寿命と共有数(情報元のブックマーク数)

モテればモテる程寿命は長いし、再放流、輸出される。そういうことで、大変になると。

寿命が0日だった、つまり一瞬観測されただけでそれ以降現れることのなかった流出ファイルは、約8万4000件のうちの約9千件で、10.7%を占める。寿命が1日だった(翌日まで観測された)ものが1979件で、0日のものと合わせて13.1%を占める。寿命が10日以内だったものが 20.2%を占め、30日以内だったものが26.6%を占めている。つまり、30日より長く観測された流出ファイルが 73.4% を占める。

高木浩光@自宅の日記 - Winny媒介型暴露ウイルスによるファイル流出被害発生件数の推移 その2, Winnyにおける流出ファイルの流通寿命と共有数

これは、本当に思う、悪質な放流者をどうにか抑えられないかなぁ・・・って思います。IBMさんが威力業務妨害で・・・となっていたが、こんな感じで止まらないかなぁ・・・

「流出したもののすべてが永久に流通するわけではない」とよく言われるが、短期間で消えるものは思ったより少ないようだ。(もっとも、このクローラで一回も観測されなかったものが存在して、ここにはカウントされていない可能性もあるが。)
これは、流出ファイルを集めて共有し続けている悪質な輩がたくさんいるからであり、この流通を止め、存在期間を短くする方向になんとかもっていけないものだろうか。

高木浩光@自宅の日記 - Winny媒介型暴露ウイルスによるファイル流出被害発生件数の推移 その2, Winnyにおける流出ファイルの流通寿命と共有数

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