小江戸らぐ(前編):頑張らない勉強会 − @IT自分戦略研究所(情報元のブックマーク数)

うち(まっちゃ139)はどれだろ・・・パターンBとパターンCかな

■勉強会のライフサイクル
 勉強会のライフサイクルは通常、下記のようになる。
1. 取りあえず有志で集まり、勉強会を開催する
2. 主催者、参加者ともに何らかのメリットを感じれば、回数を重ね、徐々に参加者も増える
3. マンネリや分裂など、さまざまな問題にぶつかり、衰退へ【パターンA】
4. 主催者がいろいろな工夫や苦労を重ねて開催を続ける(微妙な平衡状態)【パターンB】
5. 特に問題もなく、淡々と回数を重ねる【パターンC】

 つつがなく勉強会開催を続けている老舗の勉強会は、2の段階から、3ないし4に陥ることなしに、あるいは何かの工夫をして5の状態に至ったといえる。部外者からはうかがいしれない、いろいろな事情があるのかもしれない。勉強会を軽やかに開催している主催者のノウハウを学びたいと思い、お話を伺った。

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毎月やるなら、小さくてもいいんですよね。いいんだよね。

小さく楽しく回数を重ねるってのも面白そうだ。

よしおか 何人ぐらい参加されているんですかね。

羽鳥 少ないと10人ちょっと。多いと20人ぐらいかな。

よしおか 年齢構成は?

羽鳥 30代前半が中心。30代が一番多いですね。僕が(年齢が)高くて足を引っ張ってる。最近は皆さん、どんどん40代に入ってきてる。

よしおか 若い人が新しく入ってきたりするんですか?

羽鳥 小江戸らぐは、中学や高校の先生が結構いらっしゃるので、自分の教え子や卒業生を連れてきています。それから、コミケコミックマーケット)でこれまでの勉強会をまとめた本を出しているので、それに誘われて若い人が来ます。あとは、大学の先輩後輩の関係とか。

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がんばり過ぎないメソッド!これは大切。継続こそチカラなり。

羽鳥 うーん。頑張っちゃうと、満足する領域があるじゃないですか、きっと。そこに達したんでしょうね。

よしおか わたしは、3つパターンがあると思っています。何かのきっかけでみんなが集まる。勉強会でも何でもいいんだけどね。そうすると、1回目は取りあえずやってみるわけだ。Aのパターンは、やっぱりだんだんとマンネリになったり、ある種の内紛や路線対立が起きたりして、何となく消滅したり分裂したりしちゃう。Bのパターンは、何回かやってみて、幹事や事務局の人たちが頑張って、水面下でめちゃくちゃ、必死に足こぎしてる。足こぎしてないと沈んじゃう。Cのパターンは、そういうこともなく、なぜか知らないけれども、淡々と回数を重ねていく。幹事や主催者が必死になって、自分の犠牲の下に何かをやっているという感じじゃない。小江戸らぐは、淡々と軽やかに、いつの間にかCのパターンに到達しちゃったな、という印象がありますね。

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