CMSの導入により起こりがちな課題と対策とは -- CMS Conferenceリポート:ITpro(情報元のブックマーク数)

CMS導入を事前にしておいて、以前のサイトに戻せることを確認して導入するとよいよー!らしい

Webサイトの刷新と同時にCMSを導入する企業は多いが、並木氏はCMSを導入するタイミングを「Webサイトを刷新する前に導入すべき」と主張した。同時では作業の負荷が大きくなるためだという。まず、事前にCMSを導入して、既存のコンテンツを移行する。次に刷新時に不具合があった場合にすぐに以前のサイトに戻せるように、履歴を取っておく。その後に通常の更新作業の裏側で、刷新作業を同時に管理することで、負荷を分散できるとした。

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CMSで忘れがち問題として、公開だけじゃなくって、削除も含めてコンテンツライフサイクルとして管理すべきとのこと。

楽天編成部の清水誠氏は、同社のWebサイトなどへのCMS導入・運用経験から得られたCMSで起こりがちな問題とその対策について説明した(写真2)。まず、「Webサイトを運営する上で、コンテンツの公開時だけを管理している企業が多い」と指摘。各コンテンツごとに責任を持つオーナーを決めて、公開から公開終了後に保管するのか、削除するのかといったサイクルを管理すべきとした。こうした定期的な“たな卸し”をすることで、Webサイトを刷新するときにはどのコンテンツが必要かを調査し、削除するといった手間も省けると説明した。

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CMSを導入するのは、導入企業の内情をわかっている人が推進すべきとのこと。

最後に、「(CMSを導入する)事業者側が主体的・戦略的に推進すべき」と訴えた。CMSを提供している企業やWebサイト制作会社にすべてを委託するのではなく、事業やサイトの運営について最も理解している事業者が主体となって、CMSの導入に動くことが重要であると締めくくった。

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