VSSでも増分バックアップを実現、ネットジャパン − @IT(情報元のブックマーク数)

VSSを差分として保存するとは、、、これはすごいオモシロイ技術だ

最大の特徴は、Windows標準のスナップショットドライバであるVSS(Volume Shadow copy Service)を使いつつ、増分バックアップに対応したこと。これは「世界初」(同社)という。標準ドライバを使うことによる安定性、設定の容易さ、ドライバコンフリクトの問題を回避できるといった特徴を持ちつつ、フルバックアップや差分バックアップよりも毎回のデータ量が少なくI/O負荷やシステム負荷、ストレージ容量が少なくて済むという増分バックアップのメリットが生かせる。

VSSでも増分バックアップを実現、ネットジャパン:稼働中のWindowsを丸ごとスナップショット - @IT

従来は増分バックアップのために独自のスナップショットドライバを使っていたが、今回は新たにVSSとOSの間で稼働する“フィルタドライバ”を作成することでVSSによる増分バックアップを実現した。VSSに対応するデータベースやメッセージサーバなど既存アプリケーションがそのまま使えることがメリットだ。基本となる技術は、10年来ネットジャパンと協業してきた米リープフロッグ・ソフトウェア(LSI)が開発したもので、同社はスナップショットを使ったセクタ/クラスタ単位のイメージングや差分/増分のイメージング、変更されたセクタのダイナミックなトラッキングなどの技術を持っている。

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