インターネットワームが20才の誕生日を迎える - Zero Day - ZDNet Japan(情報元のブックマーク数)

ワーム発生から20年ですか。

11月最初の週末には、初めて本格的にワームがインターネット上を伝搬した日から数えて20周年の記念日を迎える。長い月日が経ち、基礎となるメディアは変わったが、今でもワームは大惨事を引き起こし、システム管理者を夜更かしさせる力を持っている。今日のワームが引き起こすダメージは、はるかに見えにくくなっており、ずっとニュースにはなりにくくなっているが、過去のものよりもはるかに修復しにくくなっている。

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rloginとかrshとかナツカシスwwwww

 1988年11月2日、Robert Tappan Morris氏はインターネット上のシステムの数を数えるために設計されたと言われるアプリケーションを実行した。このアプリケーションは、いくつかの脆弱性を悪用してUNIXシステムの間を伝搬して回るように設計されていた。その脆弱性には、rサービス(rlogin、rsh、rexec)の認証コネクションの基本的な考え方に存在していたセキュリティホールSendmailの古いリモートデバッグ機能、fingerデーモンのバッファオーバーフローがあった。設計上の欠陥により、このワームは必要とされるよりもはるかに広く伝搬しようとし、目標となったマシンに資源不足を引き起こし、実行速度を劇的に低下させた。その後のことを簡単に説明すると、Morris氏は捕まり、有罪となり、保護観察とコミュニティサービスの刑を言い渡された。

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