ボット感染者には「郵送」が効果的、駆除サイトへのアクセスが8割に:ITpro(情報元のブックマーク数)

ボットに感染したユーザへその旨を郵送すると対策に効果があるそうです!!!!これは面白い報告だ。

総務省と日本データ通信協会テレコム・アイザック部(Telecom-ISAC Japan)は2008年7月28日、ISPを対象とした「ボット対策プロジェクト」の説明会を開催。説明会では、同プロジェクトの参加ISPであるOCN(NTTコミュニケーションズ)とZAQ(関西マルチメディアサービス)が対策状況を報告。両社によれば、ボット感染パソコンのユーザーへの通知は、郵送すると特に効果があるという。

 ボット対策プロジェクトとは、総務省経済産業省が、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)やメーカー、組織などと共同で実施しているプロジェクト。目的は、ボットの感染に気付いていないユーザーに対して、感染していることを個別に通知するとともに、ボットの駆除方法や対策情報を提供し、国内のボット感染パソコンを減少させること。

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やっぱりメールとかホームページは見てくれない、見てもらうために最適なアナウンス方法が必要ってことか・・・・

両社の報告によれば、最も苦労している点は、感染ユーザーへの周知徹底。感染の事実や、駆除のための情報やツールを置いた対策サイト「サイバークリーンセンター」へのアクセス方法などをメールで通知するものの、メールを読まない、あるいは読んでも内容を無視して、対策サイトにアクセスしてくれないという。
そこで、OCNでは2007年12月以降、メールでの警告に反応しないユーザーに対して、郵送による警告文書の送付を開始。すると、対策サイトへのアクセス率は急増。以前は3割程度だったアクセス率が、2008年4月には8割程度になったという。「郵送はコストがかかるが、確実に効果がある」。

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