米Microsoft、ボリュームライセンスの新体系「Select Plus」

Microsoftのライセンス体系に追加のものができたそうです。

Selectライセンスを複数拠点や子会社でも使えるようにしたそうです。

Microsoftは7月1日(米国時間)、新しい法人向けボリュームライセンスプログラム「Microsoft Select Plus Volume Licensing」を発表した。複数の事業部や支店を持つ大企業が、柔軟かつシンプルにMicrosoftのソフトウェアライセンスを購入できるという。10月から提供する予定。
既存のライセンス体系「Select」を調整したもので、複数の拠点や子会社を持つ企業向けに使いやすくした。「Microsoft Office Professional 2007」などのアプリケーション、「Windows Vista Business」などのシステム、「Windows Server」などサーバーの3カテゴリーで提供する。
各拠点ごとにライセンスを購入できるが、発注は単一の顧客IDで行うため、購入ライセンス数に応じた割引などのメリットを受けられる。またライセンス管理を簡素化して、ライセンス調整の時間とコストを削減できるとしている。

米Microsoft、ボリュームライセンスの新体系「Select Plus」

契約期間がなく、いつでもライセンスを購入可能とのこと。

Select Plusは既存の「Select」プログラムと似ているが、3年契約のSelectとは異なり、契約期間がなく、いつでもライセンスを購入できる。Microsoftは、すべての事業部門で同じ価格体系になる点や、契約更新や再交渉が不要な点、単一の顧客IDで契約や発注プロセスを管理できる点などを利点としてあげている。また、アップグレードやサポート、トレーニングなどを提供するメンテナンスプログラム「Software Assurance」にいつでも加入でき、その特典を36カ月間受けられるという。

MS、契約期間なしのボリュームライセンス「Select Plus」発表 - ITmedia エンタープライズ

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