「初バグ」の悪用はない――Mozillaが語るFirefox 3のセキュリティ - ITmedia エンタープライズ

FireFox3では、Googleブラックリストを使って、危険なうぇbサイトへのアクセスを制限するらしいです。

Firefoxはバージョン3で、アドオンをチェックして最新版が使われるようにする機能など、多数のセキュリティ関連の新機能を追加した。だが最も大きいのは、Googleと協力してWebサイトのブラックリストを導入したことだ。ユーザーが偶然不正なサイトにアクセスすることがないように、ブラックリストのアプローチを採用したとスナイダー氏は語った。

 「この場合、ホワイトリストは適さない。Webは巨大で、すべてのWebサイトのカタログを維持し、それに含まれないものを遮断しようとするのは、機能的に不可能だ」と同氏は言う。「それにホワイトリストは、マルウェア作者が広告ネットワークに入り込んだり、サイトの脆弱性を悪用したりなどして合法的なWebサイトを標的にする場合には、致命的な欠点がある」

 Firefox 3はGoogleのフィッシング・マルウェアデータベースを利用して、ユーザーがアクセスしようとしているサイトをロード前にチェックするという。ローカルデータベースはおよそ30分おきにアップデートされる。

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