オンラインゲームを狙う悪性コードの被害が増加--アンラボのレポート:マーケティング- CNET Japan

オンラインゲーム狙いのウイルスがやっぱり増加傾向との事。

アンラボは6月10日、悪性コードの統計をまとめた「ASEC(AhnLab Security Emergency responseCenter)レポート5月号」を発表した。5月の悪性コード被害報告件数は4月より約32%増加の7650件となった。このうち、トップ10の報告件数は全体の2.7%にあたる204件であった。

ワームよりもトロイの木馬ブーム!

全体被害報告件数に対するトップ10被害報告件数の占有率は減少傾向にある。これは、特定の悪性コードにより被害が広がるのではなく、さまざまな悪性コードによって被害が広がっていることを意味している。またトップ10入りした悪性コードのタイプを見ると、4位にランクインしたワームを除く残り9件がトロイの木馬だった。

個人ユーザから周りのユーザ情報が流れてしまう問題も出てきているそうです。

インターネットを利用する個人ユーザーのシステムが狙われて個人情報が流出する事故も発生しているため、ユーザー1人1人が個人情報管理に対して注意する必要があるとのこと。特に金銭的利益を目的にユーザーの個人情報を狙う悪性コードを作る傾向が高まっており、今後も被害が広がることが予想されるとしている。

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