第2回 仮想化できないサーバー:ITpro
負荷の高い大型サーバの仮想化の限界。
昨今の仮想化はBlade等を使ってVMとかを動かすのが主流みたいですね。
仮想化により実際にサーバーを集約する場合、集約先のサーバーにはブレードなど小型機を使うことが多い。ネットワークの配線や保守が容易、設置面積が小さいなどサーバー統合に適しているからだ。パイオニアやアパマンショップ、宇部興産など、ほとんどの企業がブレードを採用している。
ブレードの処理性能はそれほど高くないため、負荷の高い大型サーバーは仮想化による集約の対象になりにくい。仮想化ソフトを使えば、4CPU搭載の実マシンの上で4CPU搭載の仮想マシン2台を動かせることは事実だが、これは実マシンが搭載するCPUやメモリーを分割して仮想マシンに割り当てているだけの話。当たり前だが、仮想化ソフトを使ったからといって実マシンが搭載するCPU数以上の処理能力を生み出せるわけではない。