本当は楽しいIT業界――すてきなテクノロジ・ベンチャーの作り方 − @IT

モチベーション維持のために50%好きなことに当てられる職種や、朝9時に出社するエンジニアなど、サイボウズグループには色々あって、それでモチベーション維持しているとのこと。

朝9時に出社するエンジニア、就業時間の50%を好きなことに当てられるエンジニア。サイボウズグループの中には2タイプのエンジニアがいる。前者はサイボウズ本体、後者はサイボウズ・ラボ。いずれもエンジニアの創造性を保ち、モチベーションを維持するために最適と考えた方法だ。

Google国では、内部で既に競争原理を持ってコミュニティがあるそうです。

単に社内のコミュニティを醸成するだけならどの企業でもできる。グーグルが面白いのはそのコミュニティ間に競争原理を持ち込んでいる点だ。森井氏によると、グーグル内ではエンジニアがどの開発プロジェクトに関わるかは本人の自由。しかし、そのプロジェクトやコミュニティから抜けるのも自由だ。プロジェクトやコミュニティのリーダーが信頼できなかったり、プロジェクトの将来が危ういようでは、どんどんエンジニアが抜けていってしまう。
立ち行かなくなったプロジェクトやコミュニティのリーダーは社内に居づらくなり、優秀で人を引き付けるエンジニアだけが残る。森井氏は「グーグルはそのような雰囲気を作るのがうまい」と評価する。そのうえで、「日本人エンジニアのモチベーションが下がる要因の1つは『何でこんな(能力のない)人と一緒に仕事をしないといけないのか』ということ。言葉は悪いが、適した人材を残して、合わない人材はよそに行ってもらう仕組みを作ることが、日本のソフトハウスには必要」と語る。

ここは、あわないと本当にあわないと思います。あわない人を残しておく必要って無いんですよね・・・

適した人材を残して、合わない人材はよそに行ってもらう仕組みを作ることが、日本のソフトハウスには必要

評価の難しさ、同じ仕事をしている人が評価することで本当の評価が見えてくる、そういう評価が社内での評価で必要とのこと

声の大きい、理路整然と、過大評価をだして受け入れられる人が強いのは良くないという、素晴らしい一言。

ITエンジニアの業務評価が難しいのは「ソフトウェア業界はプロジェクトごとに動く」から。たとえ、上司であっても本人がどのように働いて、プロジェクトに貢献したかは分からない。森井氏は「では、誰がその人の業務が分かるかというと一緒にやっている人」として、同僚が評価する仕組みが必要と訴える。さらに重要なのは評価の結果を本人にフィードバックすることという。グーグルをはじめ、「外資系の企業はそれがきちんとできている」。

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