asahi.com:強力ウイルス、ネット銀行標的 「感染なら防御策なし」 - 社会

インターネットバンキング情報取得専門のトロイの木馬だそうです。

気づかないうちに搾取されているのは、悩ましいなぁ・・・

インターネット上で銀行と取引をする「インターネットバンキング」のユーザーを狙う、新たなコンピューターウイルスが見つかった。まだ大きな被害は出ていないが攻撃力が強いため、「感染したら防ぎようがない」との指摘もあり、専門家らは警戒を呼びかけている。
セキュリティー会社のシマンテックによると、問題のウイルスは「サイレント・バンカー」と名付けられ、昨年末に米国などで見つかった。「トロイの木馬型」に分類され、感染しただけでは悪さをしないが、ユーザーがネットバンキングで取引をしようとすると攻撃を始める。
サイレント・バンカーは、米、英、仏、スペインなど世界中の400以上の銀行を含む独自のデータベースを持ち、複数の攻撃機能を組み合わせることでセキュリティーを突破、ユーザーと銀行の通信を乗っ取る。
この結果、例えばユーザーが振り込みをしようとすると、気付かないうちに振込先がウイルス作成者の口座に書き換えられ、振込金をかすめ取られるなどの被害を受けることになる。

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