「I LOVE YOUやNimdaにはコテンパンにやられた」,マイクロソフトが自社のセキュリティ対策を披露:ITpro

マイクロソフト自体もNimdaにやられたとの事。

メールのセキュリティ対策も実施している。例えば,社外アドレスへの自動転送や,グループ・アドレスへの社外アドレスの登録を禁止している。「当社も『I LOVE YOU』やNimdaにはやられた。Nimdaによって被害を受けた従業員が,そのことをほかの従業員にグループ・アドレスにメールしたところ,そこに外部のアドレスが登録されていて情報が漏れたこともある」という。
また,メールなどの操作権限を管理する「Information Rights Management(IRM)」も導入している。ただ,これも最初からうまく運用できているわけではないという。「ある担当者が,IRMでアクセス権限を設定した同報メールを送ったら,受信者が一斉にそのメールを開こうとしたため,IRMのアクセス権限を管理するSQL Serverが止まってしまう事態が起こった。今は,必要な時に必要なメールだけにIRMを使うルールにしている」。

Microsoftのパスワードポリシーは厳しいなぁ。70日、8文字以上、履歴24個ですか・・・

パスワードに関するポリシーも厳しい。「8文字以上」「70日の有効期限」「パスワード履歴を24個管理し,循環パスワードは認めない」「24時間以内の再変更は不可」「ポリシー違反者は,アカウントを強制停止」などが決められている。「厳密であるため,社内のヘルプデスクへの問い合わせで,パスワードのリセット依頼は上位10件に必ず入っているほどだ」(荒瀬ディレクター)。

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