Adobe Readerの新しい脆弱性を突くウイルス、対策ソフトは検出せず:ITpro

AdobeReaderの脆弱性を悪用するPDFファイルを悪用するウイルスが出ているそうです。

セキュリティ組織の米SANS Instituteは2008年2月9日、「Adobe Reader」の脆弱(ぜいじゃく)性を悪用するウイルス(PDFファイル)が確認されたとして注意を呼びかけた。脆弱性のあるパソコンでこのファイルを開くと、別のウイルスを勝手にインストールされてしまう。SANSの情報公開時点では、有名な対策ソフトのいずれでも検出できなかったという。

Virustotalで検査したがひとつも検知できなかったようです。

SANSでは、32種類のウイルス対策ソフトで検査できるWebサイト「Virustotal」で、この「1.pdf」を調査。その結果、いずれのソフトでも、ウイルスとして検出できなかったという。

バナー公億を使って公開されているそうです。

ベリサイン傘下のアイディフェンスからSANSに寄せられた情報によると、今回の脆弱性を突くPDFファイルは、2008年1月20日以降、バナー広告などを通じて既に公開されていたという。

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