1月のスパイウェアランキング、「System Doctor 2006」が返り咲き〜ウェブルート調べ:Enterprise:RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト) 2008/02/08

ウエブルートがスパイウエアでは、System Doctor 2006が返り咲き、セキュリティアプリケーションやシステムメンテナンスツールを悪用したウイルスがかなり再度はやり初めているみたいです。

ウェブルートのスパイウェア検索ツール「Spy Audit(スパイオーディット)」を利用して集められた、最新のスパイウェア情報に基づくもので、ウェブルートが分類するスパイウェアのカテゴリから、「アドウェア」「トロイの木馬」の2つのカテゴリにおけるトップ10を集計している。
今月は「アドウェア」分野で、偽セキュリティソフトウェアである「System Doctor 2006」が再びランクイン、圏外から1位となった。「System Doctor 2006」ユーザの同意なしにインストールされ、Windowsのスタートアップに登録される詐欺的なシステムメンテナンス・セキュリティアプリケーションだ。ウェブルートでは、このプログラムを自身でインストールした覚えがない場合、削除を推奨している。また2位の「Virtumonde」、3位「TrafficSolution」、さらには4位〜6位、9〜10位のアドウェアがすべて圏外からの返り咲きとなった。アドウェアの流行変遷の速さを伺わせる結果と言える。「トロイの木馬」分野では、「Trojan-Downloader-Zlob」「Trojan Hachilem」「Trojan-Phisher-Bzub」がトップ3となった。Trojan Hachilemは先月2位だが、やはり1位3位は圏外からの返り咲きだ。

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