パッチが公開されたばかりのWindows脆弱性を突く攻撃コードが出現 : セキュリティ - Computerworld.jp

Poohさん経由

一部の顧客向けですが、MS08-001TCP/IP脆弱性を悪用するExploitが出ているそうです。

パッチ「MS08-001」が先週公開されたWindowsTCP/IP脆弱性を突く形でWindowsマシンをクラッシュさせる攻撃コードが現れた。1月17日に存在が明らかになったこのコードは、米国Immunityのセキュリティ検査ソフトウェア「Canvas」を使用するセキュリティ専門家向けに作成されたもようだ。

いわゆる、Blasterの再来・・・って危険な脆弱性ってことですよね。

攻撃者がこの脆弱性を突いてワーム攻撃を行うには、特殊なパケットを標的のマシンに送信し、マシン上で不正なコードを実行できる状態を発生させる必要がある。それが成功すると、ワームがLAN上でコンピュータからコンピュータへと拡散する。だが一般に、ほかのネットワークへの拡散はファイアウォールに妨げられる。しかし、確実に動作する攻撃コードと悪意あるボットネット・ソフトウェアを組み合わせることで、攻撃者が感染コンピュータのネットワークの規模を拡大するおそれがある。

確かに、今なら気づかれずにBot化させるようにワームを組むでしょうね・・・そして最高価格で落札されるでしょう。。。。

ImmunityのAitel氏は、Microsoftは、確実に動作する攻撃コードを作成する難しさを過大に評価した可能性があると考えている。「この脆弱性を突く攻撃コードは、ネットワーク上で非常に高速に拡散するため、手間をかけても作るに値する。多くの優秀な人々が挑戦しているのは確かだ」

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