コミュニティの成果をエンタープライズ領域へ − @IT自分戦略研究所

OSS領域の会社でのかかわりあい方

会社としてコミュニティに対してどんな支援策を行っているのか、具体的に聞いた。まずは業務中に一定の時間数をコミッタしての活動に充ててもよいとしている。その活動に関して会社がタッチすることはないのだという。また、SIerとしての立場から、Seasar2の商用サポートを行っている。

OSSエバンジェリストってやつでしょうかねぇ。まずは知ってもらうことが大切。

そしてサポートまでしっかりしていることもアピールってのが、OSSのこれから必要な道でしょうか。

「案件の中には顧客側のエンジニアが興味を持ったことがきっかけとなって、システムを導入したケースもあります」と飯田氏。ただ、技術者だけではなく、その上にいる経営層にまで、そのメリットを説明することも併せて求められるという。

コミュニティの活動=遊びの一部も出てきてしまうところで、情報の管理という面の注意点を守ればある程度宵のではないかという考え方。

確かに、、、、

コミュニティ活動をする際に、注意してほしいという点はあるのだろうか。渥美氏は「あまりないですが、いまはいろんな情報発信ツールがあり、会社の人間という立場と1個人という立場の境界が引きにくいので、情報の管理だけ気を付けてもらえれば」と情報発信の観点から注意を促す。
飯田氏は会社とエンジニアとのかかわり方という点から、次のように話す。「会社に対する貢献と、会社をうまく使ってやろうという部分をうまくバランスを取ってほしいと考えています。その部分がうまくバランスが取れると会社とエンジニアの関係ってよくなると思います」

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