USBメモリ4本でRAID構成をデモ、OpenSolaris − @IT

OpenSolarisはまだSUNからしかダウンロードできない上、サイズが大きいのでいろいろ試行錯誤しているみたいです。

現在のOpenSolarisには入手性に難がある。「配布バイナリはCD-ROMで6枚分、DVDで1枚分にもなるうえ、入手先が1つしかない」(増月氏)。ブロードバンドが普及したとはいえ、これではハードルが高い。「インディアナ」と名付けられたプロジェクトでは、この問題を解決するためにCD- ROM1枚に収まるコアパッケージと、ネットワーク経由での追加パッケージのインストールを可能にする仕組みを準備しているという。

ストレージプールにドライブを追加して容量を増やせることが出来るらしいです(へぇー

ZFSでは「ストレージプール」と呼ばれる仮想的なボリュームに対して、実ドライブを足していく。どういう構成で実ドライブを足していっても、ちょうどメモリモジュールを足すような感覚で、ストレージプールの容量が増えていく。

USBメモリ4本を使ってRAID構成も可能とのこと。すげー

月氏は、4台のUSBメモリを使ってストレージプールのデモンストレーションを行った。まず、4本の512MBのUSBメモリを、USBハブを使って USBポートで接続し、4本ともストレージプールに追加する。続いて、1.8GB程度のファイルシステムを作成。実際にデータを書き込むとUSBメモリアクセスランプが明滅し、すべてのデバイスに対してデータが分散して書かれていることが分かる。

http://www.atmarkit.co.jp/news/200710/09/solaris01.jpg

構成を変えても接続先を変えても、コマンドひとつで復旧するそうです。

続いて、いったんすべてのUSBメモリを抜いてバラバラにした状態から、再び4本をPCに接続。4本の物理的な接続位置は、はじめにファイルシステムを作成した状態とは異なるが、USBメモリを抜く際にストレージ側にエクスポートした構成情報により、インポートコマンド1つで、再び1.8GBのファイルシステムが構成され、アクセスできるようになった。