【XDev】「労働集約型のSIはもうやめよう」,ウルシステムズの漆原社長:ITpro

SI事業ってのは人人人らしく、下請けにだすと何ものこらない体質になってしまっているそうです。

現在のSI事業は,案件が大きくなればなるほど,より多くの人員を確保する必要があるという。「案件が終わっても,SI事業者には何も資産が残らない。だからビジネスを拡大しようとすると,とにかく人数を集めなければならなくなる。それが立ち行かなくなると,パッケージ製品の転売や,下請け会社への丸投げを始め,利益率が下がっていく」と,漆原社長は指摘する。しかも,「ユーザー企業の要望を取り入れようとすればするほど仕様が膨らみ,人が必要になる」。

一つの考え方ですが、確かにOSSをあてはめて作るのはある意味効率とKnowHowの蓄積になるのかも知れませんね。

そこで漆原社長が提案するのが,オープンソース・ソフトウエア(OSS)を活用した,サービス型のSIモデルである。「OSSを集めて使えば,初期段階から動くソフトウエアを提示し,それを見ながら必要に応じて機能を改良・追加していける。このようなサービス型のモデルであれば,ユーザー企業との関係は長く続くし,極端に多くの人員は必要ない」。